拡張機能のページを更新

拡張機能」のページにリンクされている、FBXファイルおよびXファイルの出力サンプルを、ToyStudio Adcance 最新版(1.6.2.5)で出力したものに更新しました。

また、現在はFBXファイルのチェックを Autodesk FBX Converter 2012.2 で行っていますので、その点についての記述も更新しました。

(↓Autodesk FBX Converter 2012.2)

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

今年も、ToyStudioの改良や機能強化になおいっそう努めて参りたいと思います。

地味ながら実用的な編集機能をおさえながらも、他のCGツールやゲーム ミドルウェアとの連携機能をさらに強化していきたいと思っています。

Unityに代表されるように、個人や少人数のグループでもゲーム開発が可能なミドルウェア環境がすでに整ってきています。

さらに、PlayStation Suite SDKにおいては、コンシューマー ゲーム機用のゲーム開発や販売が、とうとう個人でも可能になります。

このような環境になってくると、3DCGツールにおいては、複雑で冗長な機能を持つものよりも、直感的でデータ構造に直結したものが必要になって来ると思います。

ToyStudioはそういった必要性に応えていきたいと思っています。

今年もよろしくお願いいたします。

ToyStudio 1.6.2.5 をアップ

ダウンロード」のページにToyStudio 1.6.2.5 をアップしました。今回のバージョン アップでは、メッシュをポリゴン単位で非表示にする機能等を追加しました。

メイン ツールバーの「ポリゴン非表示」ツールを選択すると、

3Dウィンドウ上でクリックしたポリゴンを非表示にできます。

ポリゴンを選択しておいて、「ポリゴン」メニューの「ポリゴンを非表示にする」をクリックすることで非表示にすることもできます。

また、これらの機能により、ボーンのウェイト ペイントにおいて、不要なポリゴンを非表示にしてペイントできるようになりました。関連するチュートリアル「2-2 スキニング」に「複雑な形状のペイントについて」の項目を追加しました。

※なお、オブジェクトやポリゴンの選択を登録して再利用する「選択セット」機能を近いうちに追加しようと思っています。「選択セット」とポリゴンの非表示を組み合わせればさらに使いやすくなると思います。

その他の更新内容については、バージョンアップ履歴を参照してください。

ToyStudio 1.6.2.4 をアップ

ダウンロード」のページにToyStudio 1.6.2.4 をアップしました。

今回のバージョン アップでは、外部のモデリング ソフト等との連携機能を強化しました。

「メッシュのインポート」コマンド

拡張機能として、オブジェクト パネルの右クリック メニューに「メッシュのインポート」コマンドを追加しました。既存のボーン ウェイトをできるだけ維持しながら、メッシュ オブジェクト単位で外部ファイルのポリゴン メッシュをインポートして上書きできるようになりました。

このため、外部のモデリング ソフトとの連携がとてもスムーズになりました。例えば、以下のようなToyStudioのメッシュ オブジェクトをMQO形式にエクスポートし、

以下のようにメタセコイアで形状を大きく変更し、スキニングを維持したままToyStudioのメッシュ オブジェクトに上書きできます。

関連するトピックスとして「1-13 メッシュのインポート」を追加しましたので、ご参照ください。

ファイル エクスポート機能の「頂点座標をそのまま出力」オプション

MQO、OBJ、DXF等の、オブジェクトのローカル座標系を持たないファイル形式への「エクスポート」機能において、「頂点座標をそのまま出力」オプションを追加しました。座標変換やスキニングなしのポリゴン メッシュを簡単に出力できるようになりましたので、外部のモデリング ソフトとの連携等が簡単になりました。

アニメーションのインポート機能の「名前でオブジェクトを割り当て」オプション

「アニメーションのインポート」ダイアログに、「名前でオブジェクトを割り当て」オプションを追加しました。オブジェクトのツリー構造だけではなく、オブジェクトの名前を参照してアニメーションをインポートできるようになりました。関連するチュートリアルである「2-9 アニメーションのインポート」を更新しました。

その他の更新内容については、バージョンアップ履歴を参照してください。

ToyStudio 1.6.2.3 をアップ

ダウンロード」のページにToyStudio 1.6.2.3をアップしました。

今回のバージョン アップでは、TOYファイルやFBXファイルの出力機能のバグを修正しました。また、ToyStudioのアプリケーション実行中のCPU負荷の軽減など、システム系コードの改良を行いました。

その他の更新内容については、バージョンアップ履歴を参照してください。

ToyStudio 1.6.2.2 をアップ

ダウンロード」のページにToyStudio 1.6.2.2 をアップしました。

今回のバージョン アップでは、「ボーン ウェイトのミラー コピー」コマンドや、スキニング機能のオプションを追加しました。

「ボーン ウェイトのミラー コピー」コマンドについて

拡張機能として、「オブジェクト」メニューに「ボーン ウェイトのミラー コピー」コマンドを追加しました。スキニングされたメッシュの頂点のボーン ウェイトをミラー コピーできるようになりました。

例えば、「左もも」ボーンのウェイトが以下のように分布しているメッシュの左半身側のウェイトを右半身側にミラー コピーすると、

「左もも」ボーンと対称位置にある「右もも」ボーンのウェイトは、以下のようになります。

この機能についてのトピックとして、「12 ボーン ウェイトのミラー コピー」を追加しました。

スキニング機能について

「スムーズ スキニング」、「ボーンを削除」、「ボーンの追加/ウェイトの再セット」コマンドに、「チェックされてないボーンも近接ボーンの算出に使う」オプションを追加しました。参照するボーンとしてチェックされていないボーンを、頂点の近接ボーンの算出に使うかどうかを設定できるようになりました。
このオプションは、kneesocksさんが発案された効果的なスキニングの手法(「ToyStudioによるウェイトのコツ」)のON/OFFを切り替えられるように追加したものです。

また、ToyStudioの使い方について解説していただいている記事のリンクとして、当サイトの「トピックス」のページに「外部トピックス」の項目を追加しました。

その他の更新内容については、バージョンアップ履歴を参照してください。

ToyStudio 1.6.2.1 をアップ

ダウンロード」のページにToyStudio 1.6.2.1 をアップしました。

今回のバージョン アップでは、拡張機能のXファイル出力機能における出力オプションの追加などを行いました。

「Xファイルの書き込み」ダイアログに、「Mesh要素の名前を出力」オプションを追加しました。Xファイルの「Mesh」要素にオブジェクト名と同じ名前を出力できるようになりましたので、Xファイルの読み込み時に「Mesh」の名前を参照するプログラムでの利用が容易になりました。

「不可視オブジェクトのポリゴン データを出力しない」オプションを追加しました。「不可視」になっているオブジェクトのポリゴン データを出力しないようにできますので、ToyStudio側でオブジェクトを「不可視」にすることで、Xファイル ビューアー等で対象オブジェクトの表示をOFFにすることができるようになりました。

その他の更新内容については、バージョンアップ履歴を参照してください。

ToyStudio 1.6.2.0 をアップ

ダウンロード」のページにToyStudio 1.6.2.0 をアップしました。

今回のバージョン アップでは、IK(インバース・キネマティクス)関連機能や、「ミラー ポーズ」コマンド、「複製」コマンドについての機能強化やバグ フィックスを行いました。

IK関連機能について

IKを利用した簡単な歩行アニメーションのチュートリアルとして、「3-1 かんたん歩行アニメーション」を追加しました。このチュートリアルでは、かかとの上げ下げにも対応した本格的な歩行アニメーションを、2つの姿勢のみを用いて作成しています。
Get the Flash Player to see this player.

IKハンドルの作成における便宜的な面を考慮して、IKハンドルの「アタッチ」がデフォルトでONになるように変更しました。これに関連して、トピックスの「7 IKハンドルについて」と、チュートリアルの「2-4 IKハンドル アニメーション」を更新しました。

オブジェクト パネルの右クリックメニューの「以下を設定」のサブメニューに「IKハンドルをアクティブにする」、「IKハンドルを非アクティブにする」、「IKハンドルをアタッチする」、「IKハンドルをアタッチしない」を追加しました。IKハンドルのアクティブおよびアタッチについて、一括設定が可能になりました。

「ミラー ポーズ」コマンドについて

「ミラー ポーズ」コマンドに、「対称オブジェクトを名前で判別」オプションを追加しました。オブジェクト名の「右」や「左」などの文字列で対称の相手を判別できるようになりました。

また、スキニングされたボーンだけではなく、通常のオブジェクトについても「ミラー ポーズ」コマンドを利用できるようになりました。関連するトピックスとして、「9 ミラー ポーズについて」を更新しました。

「複製」コマンドについて

「複製」コマンドに、「名前を変更」オプションを追加しました。オブジェクトの複製時に、名前の「右」や「左」などの文字列を自動的に変更できるようになりました。関連するトピックスとして、「2-1 ボーンの作成」を更新しました。

その他の更新内容については、バージョンアップ履歴を参照してください。

専門学校等での導入についてのご案内

ToyStudio Advanceはここ数年、専門学校のゲーム開発系コースでも導入していただいております。

ゲームCG科等で作成されたアニメーション付きCGモデルは、その後のプロセスで手軽に再生したり修正したりする手段がなかなかありませんでした。ToyStudio Advanceを導入することで、ゲーム開発科の学生がモーションの適合性をチェックしたり、独自にCGモデルのサンプルを作成してプロトタイピングを行えるようになりますので、ゲーム開発のプロセスをより柔軟にすることができます。

ライセンスご購入のお見積りについては、こちらのページのメール フォームからご依頼ください。