ToyStudio 1.6.0.3 をアップ

ダウンロード」のページにToyStudio Advance 1.6.0.3をアップしました。

今回は、GUI周りとファイル入出力機能をメインに強化しました。

まず、ツール ウィンドウやオブジェクト ウィンドウなどのフローティング ウィンドウの表示状態を、パネルの表示状態と同様にOSに保持するようにしました。これらの情報は、キーボードのSHIFTキーを押した状態でToyStudioを起動するとリセットされます。

オブジェクト パネルでは、表示属性のあるオブジェクトに「表示/非表示」一覧用のチェック ボックスが追加されました。マウス クリックやキーボードのSPACEキーで切り替えができます。

「編集不可」のオブジェクトの右下には「L」(ロック)のマークが入ります。これは右クリック メニューの「編集不可」やキーボードのSHIFT+SPACEキーで切り替えができます。

ファイル関係では、3D ウィンドウの視点情報や表示項目のフラグをTOYファイル内に保存するようにしましたので、次回開いた時に表示状態が再現されるようになりました。

MQOファイルやFBXファイルなどの出力では、「三角形化」のオプションを追加しましたので、読み込み側のソフトが三角形ポリゴンのみに対応している場合でも、元データを変更しないで出力できるようになりました。

FBXファイルやXファイルなどの出力では、「頂点あたりのボーン数」を設定できるようになりましたので、読み込み側のソフトに頂点あたりのボーン数の制限がある場合に対応できるようになりました。

その他の更新内容については、バージョンアップ履歴を参照してください。

Syntheと[cg]の協業!!!

先週から、Syntheさんと[cg]さんが協業を開始されました。

中心となる得意分野がそれぞれあって、お互いにとって良い協力関係があってすばらしいと思います。

ピエールは以前から3Dとネットを使ったサービスに興味があり、色々とサービスの形態などを考えたりしていたので、実際にそういったことが着実に実現されて来ており、ワクワクしています。

ToyStudioを、こういったサービスのお役に立つ平易な国産ツールにしていきたいと強く思っており、機能強化を進めています。

もうじき、3Dモデルとゲームシステム内のイベントに対するアニメーションやサウンドをパッケージ化した「イベント対応型3Dキャラクター」が必要になってくるかも知れません。

まついさんとこの素体が秀逸な件

松井めし画術さんにアップされている2009年版素体がとても秀逸です。素体と言っても、髪の毛や服装なども別パーツとしてキチンと作りこまれており、もったいないレベルの完成度です。トゥーン シェーダによく映えるように造形されているように思います。

ToyStudioでのポージング用に、手足にIKハンドルをセットしたボーン セットを作ってみました。「シーンにインポート」で読み込んで、各メッシュに「スムーズ スキニング」でセットします。

ToyStudioの新機能について

ToyStudioに追加する新機能について、以下のようなものを考えています。

  1. ご要望、バグ報告リストで要望されている機能。
  2. Syntheのアバター作成用の追加機能。
  3. ライト(照明) オブジェクト対応。
  4. 外部レンダリング ソフトとの連携(レンダリング用プラグイン?)。

4については、アニメーションのレンダリングをフレームごとのバッチ処理で出力できるようにすれば、とてもレンダリングが簡単になると思います。また、ToyStudioではカメラ選択アニメーションにも対応しているため、カメラの切り替えも可能になります。
3DCGにおけるアニメーション付け以降の工程全般について、実用的な機能を強化していきたいと思います。

ToyStudio 1.6.0.2 のアップと試用ライセンスの配布開始

ダウンロード」のページにToyStudio 1.6.0.2をアップしました。

ToyStudio Advanceの機能を30日間利用できる試用ライセンス(無料)に対応しました。ご希望の方は、サポートのページのメール フォームで「試用ライセンス希望」をチェックして申し込んでください。試用ライセンスでは、インターネットを利用して自動的にライセンス認証を行いますので、インターネット環境が必要になります。

また、かねてからご要望のあった、「視点の回転中心をセット」(F7キー)に対応しました。ウェイト ペイント時には、ペイントしているボーンの分布の中心位置に視点の回転中心がセットされますので、だいぶペイントしやすくなったと思います。

その他の更新内容については、バージョンアップ履歴を参照してください。

昨今、シェアウェアの試用期間のデータを改ざんして不正使用する方法がネットで出回っていますが、ToyStudioではそれができない認証方式になっています。何より、すでにライセンスを購入していただいたユーザーの方々が損をするようなことが無いように、万全の策をとりました。

ToyStudio Advance 1.6.0.1 をアップ

ダウンロード」のページにToyStudio Advance 1.6.0.1をアップしました。

Windows Vista環境でToyStudio Advanceのオブジェクト選択用の矩形(点線)が表示されないバグが見つかりましたので修正しました。1項目のバグなのですが、Advanceの場合は初期バージョンのため前バージョンを使うことが出来ないので、修正版をアップしました。

更新内容については、バージョンアップ履歴を参照してください。

ToyStudio Advanceの販売開始とモニターIDの配布終了

ToyStudioに拡張機能を付加したToyStudio Advance(シェアウェア版)のユーザー ライセンスの販売を開始しました。価格は税込みで5000円で、銀行振り込みでご購入できます。

ToyStudioは基本構造がシンプルで、座標変換やアニメーションのデータ形式も汎用的なものを使っており、他の市販CGアニメーション ソフトとの連携や、プログラム用途でのデータ参照が容易になっています。

操作面ではあくまで国産系CGソフトのシンプルさを踏襲しており、Windows標準のマルチ ビューGUIやヘルプ システムを採用しています。主要な機能はチュートリアルトピックスで実例を交えて解説されていますので、一通り使ってみてお気に入りでしたら、是非ご購入くださいませ。

また、これまで拡張機能の一部を使用できる「モニターID」をご希望の方に配布して参りましたが、今回の正式シェアウェア版の販売開始を持ちまして配布を終了いたします。バグ報告やご要望を始め、開発者への応援などまでお寄せいただき、本当にありがとうございます。モニターIDに代わるものとして、全ての拡張機能を一定期間使用できる「試用ID」の配布を予定しております。

ToyStudio 1.6.0.0 をアップ

ダウンロード」のページにToyStudio1.6.0.0をアップしました。

今回のバージョンから、ToyStudioに市販CGソフトとの連携やインポート/エクスポートSDKなどの拡張機能を付加したシェアウェア版パッケージとして、「ToyStudio Advance」を追加しました。拡張機能を利用するにはユーザー ライセンスが必要となります。ユーザー ライセンスのご購入方法等については追って掲載いたします。

今回のバージョン アップでは、プラグイン開発用APIライブラリSDKドキュメントの整備に時間をかけました。次回からは、通常の機能追加に戻ります。(^~^)

その他の更新内容については、バージョンアップ履歴を参照してください。