| asefさん ご報告ありがとうございます。
分かり易いサンプルを用意していただいて、ありがとうございます。
オブジェクト ウィンドウの「回転を球面線形補間」がONの場合、キーフレームの オイラー角(XYZ角度)の補間ではなく、キーフレームのクォータニオン(姿勢方向) の補間が行われます。なので、オイラー角のグラフの傾きも無視されます。
今回のようにオイラー角のグラフ通りに角度を補間したい場合、「mat3」ジョイントの 「回転を球面線形補間」をOFFにすると、オイラー角の補間を利用できます。
データ編集においてはオイラー角(XYZ角度)のグラフによる編集が便利ですが、 オイラー角はジンバル ロックの影響を受けるため、ボーンなどの関節のアニメーション では通常クォータニオンの補間が利用されます。
クォータニオンは便利なデータ形式ですが、オイラー角のようにグラフで幾何学的 に認識することはできません。また、オイラー角からクォータニオンへの変換は一意 にできますがその逆は一意ではありません。なので、データとしてはオイラー角で保持 しながら、必要に応じてクォータニオンを利用するというのが汎用的で使いやすく、 ToyStudioでもその方法を採用しています。
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