TOYSTUDIO SDK
1.6.1.3
|
SamplePluginプロジェクトでは、 TOYSTUDIOの全般的なデータについての入出力を行っています。 このプロジェクトのソース コードを参照することで、 プラグインの具体的な作成方法が一通り理解できるようになっています。 以下のデータ項目に対応しています。
SamplePluginプロジェクトでは、 「.txt1」と「.txt2」の2種類のファイルのインポート、 エクスポートを行っています。 ファイルは階層化された可読性の高いテキスト形式になっており、 ユーザー独自のファイル フォーマットの雛形としても利用しやすいものになっています。
「.txt1」と「.txt2」とでは、アニメーションの保存形式のみが異なります。
「.txt1」では、 アニメーション アイテム(CTaAnimItem)のキー フレームのリストをそのままファイルに入出力しています。
「.txt2」では、 出力時にアニメーションを一定のフレーム間隔におけるオブジェクトの変換行列のリストに変換し、 入力時にはオブジェクトの変換行列を姿勢パラメータに変換しています。
開発ツールの下位互換性を考慮し、 Visual C++ 6.0 SP5、Visual Studio .NET 2002 SP1用のプロジェクト ファイルが添付されています。 より新しい開発ツールでプロジェクト ファイルを開くと自動的に新しい形式に変換されます。 デバッグ実行用の「コマンド」、「作業ディレクトリ」の設定は入力する必要があります。
Visual Studio 2005以降を使用する場合は、 以下のようにプロジェクトの「for ループ スコープの強制準拠」を「いいえ」に設定する必要があります。
サンプル用のソース コードとしてシンプルなものにするため、 C言語のライブラリ関数は基本的なものを使用しており、 エラー チェックなどは省略されています。